2014年9月24日水曜日

小さなコケの森 【Yatsugatake no Mori no.002】

【Yatsugatake no Mori no.002】
八ヶ岳の森に広がるコケの森をイメージして作製しました。
生きた作品ですので、時間と共に景色が変化していきます。
※使われているコケは八ヶ岳のコケではありません。

【使われているコケの種類】
・ホソバオキナゴケ
・タマゴケ
・ヒノキゴケ
・イワダレゴケ

・容器サイズ:80mmx80mmx高さ73mm
・容器素材:ガラス
・育て方説明書付き


※カード決済のみ

※代引き・銀行振込ご希望の方はこちらの用紙を印刷してご注文ください。

















2014年9月22日月曜日

ごてんばアートクラフトフェア ありがとうございました


土日と御殿場で行われた

ごてんばアートクラフトフェアに出展してきました。

今回初出店でしたが、なかなか気持ちの良い場所。


スタッフの人たちもとても親切で、

テント立てるの手伝ってくれたり、荷物搬入するの手伝ってくれたり、

御殿場駅からシャトルバスが出ていたり。



そして、多くの人にコケちゃん購入していただきありがとうございました。

育てていてご不明な点は気軽にお問合せ下さい。

なかなか静岡県での出店はありませんが、

他の出店イベントやワークショップでも購入された作品をお持ちいただければ、

メンテナンスや栽培相談をいたします。



素敵なお店がいっぱいあるように思いましたが、ほとんど見て回れず残念ですが、

お昼用にgetしたマトンカレーが美味しかったな。。。







風でゆらゆら揺れて吊り物が人気。













その場で作製しながら販売してみました。

この部分をもう少し見せれる感じにして、

飴細工職人みたいな売り方したんだが。







2014年9月17日水曜日

小さなコケの森 【Yatsugatake no Mori no.001】

小さなコケの森 【Yatsugatake no Mori no.001】 4,000円
八ヶ岳の森に広がるコケの森をイメージして作製しました。
生きた作品ですので、時間と共に景色が変化していきます。
※使われているコケは八ヶ岳産のコケではありません。

【使われているコケの種類】
・ホソバオキナゴケ
・コツボゴケ
・ヒノキゴケ
・フロウソウ
・シッポゴケ

・容器サイズ:80mmx80mmx高さ73mm
・容器素材:ガラス
・育て方説明書付き

販売サイトへ
※カード決済のみ

FAX用注文用紙
※代引き・銀行振込ご希望の方はこちらの用紙を印刷してご注文ください。













2014年9月9日火曜日

北八ヶ岳 森フェスティバル




土日と北八ヶ岳苔の会主催の森フェスティバルに参加してきました。

前置きしておきますが、
若干いつもより長文・写真多めになります。。。














北八ヶ岳 白駒池周辺にはコケの森が広がり、
まるでもののけ姫に出てくる森のよう。
日本蘚苔類学会によって「日本の貴重なコケの森」に選ばれています。


屋久島に行かなければこういう情景は見られないものと思っていたが、
こんなにも近くにあったとは。

清里中心に 八ヶ岳南麓の森には良くコケをみに行くのですが、
コケの厚みというか深さが違うような感じがしました。


北八ヶ岳には485種類のコケが確認されています。
日本に自生しているコケの種類が約1800種類ですから、
北八ヶ岳のコケの豊富さがわかります!







標高約2000m
亜高山帯に自生するコケがメインになります。




さて森フェスティバルは、観察会がメインのイベント。

今回は蘚苔類の観察会に加え、地衣類の観察会も!




蘚類の専門家 国立科学博物館の樋口先生。
実にダジャレがお好き。
そしてわかりやすい!



コケに群がる参加者。


地衣類の専門家 国立科学博物館 大村先生
わかりにく生き物を楽しく教えてくれました。



苔類の専門家 古木先生のお写真がどっかいっちゃった。。。
古木先生ゴメンナサイ。





黒こげじゃないよクロゴケ



高級織物と言えばミヤマチリメンゴケ


と、樋口先生が作ったコケかるたを見ながら名前を憶えていくのです。

失礼ねわき毛じゃないわカギカモジゴケ
というのがしばらく頭から離れず、ほかの名前を覚えるのを邪魔されたような・・。




写真うまく撮れていませんがヒカリゴケです。

ヒカリゴケ光を反射しているだけで、
自分で光るわけじゃないんですよ。




ダチョウゴケ。
今回のお気に入り。



フジノマンネングサ。
今回はコイツの自生風景が見たかったのです。

広葉樹の下にはえています。
広葉樹の下は落ち葉が積もるため小さいタイプのコケは生えることができず、
フジノマンネングサの独壇場~!

似た種類にコウヤノマンネングサがありますが、
コウヤよりやや小ぶりで、葉の枝分かれが多いので繊細に見えます。
自生地はコウヤノマンネングサより標高が高い場所にはえているということ。

この子もいつまでも見ていたいコケちゃん。



ホソバミズゴケ。

ミズゴケは湿地帯のものかと思ったら、
腐植土上に自生するタイプもあるんだそうで。
清里で見かけたのもこれですね。



セイタカスギゴケの胞子体。



上がセイタカスギゴケ
下がコセイタカスギゴケ

なぜかこの順番で生えている。



折角なので地衣類の写真もアップしていきましょう。

地衣類って何?ってかたは
国立科学博物館のページに地衣類の解説がありましたので


地衣類はコケと名前が付くものが多いのと、生えている場所がにているので、
コケの仲間と思っている人が多いのですが、まったく違う生き物!

コケは植物の仲間で、

地衣類は菌類なのでキノコやカビの仲間なんです。
正確には菌類と藻類の共生体。
















混沌と生える地衣類。
小さくなってこの中に入りたい!!







宿泊した青苔荘で販売していた
コケ丸おにぎり

その他、スライドを使った講義や夜の観察会などなど、
夜中までコケの話しで盛り上がれるコケ変態大勢いて、
充実した2日間となりました。